『アップルI』を自作してコンピューターの基礎を学ぶ本
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050303303.html
著者のオワド氏
はこの本について「アップルIを知れば、コンピューターが本当の意味で理解できる」と解説している。
この本は、オワド氏自身が古いコンピューターを組み立て、問題を解決してきた体験を基に書かれている。取り上げられているのは、ブレッドボード[実験用基板]、デジタル論理、基本的な電子部品などの設計といったコンピューター技術の基礎的事項だ。
アップルIは、最初に市販されたパソコンの1つだ。1976年に発売されたアップルIは、スティーブ・ウォズニアック氏(この本の前書きを書いている)が設計したもので、当時入手可能だった低コストの電子部品で組み立てられていた。
ウォズニアック氏の当時の意図は、ユーザーが空の回路基板に部品を加えて、実際に機能するコンピューターを完成させることにあり、その手順はこの本の解説とほとんど変わらない。その過程で、ウォズニアック氏は設計の改良を進め、アップルIから『アップルII』が生まれる。アップルIIはスティーブ・ジョブズ氏(をはじめとする人々)が立ち上げたアップルコンピュータ社から、完成品のパソコンとして売り出されることになる。
勢いで予約してしまった転々