プロとして生きるか、プロアマとして生きるか

梅田望夫・英語で読むITトレンド "アマチュア革命がもたらす世界"
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001671.html

20世紀にプロが台頭してアマチュアを蹴散らしていった根拠は、何がしかの権威によるお墨付き(certificates)であったが、これからはそうではない時代に入る。

ようするにアマチュア(プロアマ)が権威の後ろだて無しで色々と実践していける時代になるとした上で、

プロアマの供給過剰は、おそらくさまざまな分野でのイノベーションを促進することになるだろう。
しかし「専門性を持ち、それを拠り所に飯を食っていく」という生き方は、今以上に難しくなると言えるのかもしれない。

という風に結論づけていて、

それに対する対応策として、「誰にでも考え付く」「凡庸なサバイバル戦略」としながらも

「稼ぐ」ことと「知的で面白いことをする」ことの分離

という事を言及されてます。


蛇足ですが以下の文章が印象に残りやした。

大半の無名の才能は「イノベーションへの貢献」のために消費されていく。また仮に図抜けた才能があっても、選んだ分野が、「報酬を得る」ということと無縁の知的活動分野なのであれば(これがひょっとして増えていくのではないかという予感もある)、そもそもはじめから、その知的活動が無償の行為であることを覚悟して生きなければならない。