ヱヴァ新劇場版で碇ゲンドウが微妙に人間っぽくなっている件について(ネタバレ)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観てきたのですが、新劇場版『序』『破』での碇ゲンドウが旧作よりも微妙に人間っぽく演出されていたのでメモ。

『序』:葛城ミサトに詰め寄られ「んっ?!」と唸ってしまう

『序』のクライマックス、実子であるシンジを作戦から降ろそうとするゲンドウ。しかし、部下である作戦責任者の葛城ミサトに異議をくらってしまう。そんなとき、いつもは冷静沈着極悪非道なゲンドウがとってしまった咄嗟のリアクションがこれ。

ゲンドウ「現時刻を以て初号機パイロットを更迭。狙撃手は零号機パイロットに担当させろ」
冬月  「 碇」
ゲンドウ「使えなければ切り捨てるしかない」
ミサト 「待ってください!! 」
ゲンドウ「んっ?!」 ←ここ
ミサト 「彼は逃げずにエヴァに乗りました。自らの意志で降りない限り、彼に託すべきです!!」

『破』:碇シンジに押されてちょっと身を引いてしまう

『破』のクライマックス近く、パイロットを辞めて一度は出て行ったはずのシンジが戻ってくるシーン。息子の意外な積極的主張を受けてたじろぐ碇ゲンドウ

シンジ 「僕を初号機に乗せてください!」
ゲンドウ「何故、お前がここにいる?」
シンジ 「父さん!」
ゲンドウ(ちょっと身を引く)←ここ
シンジ 「僕はエヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!!」

以上。